新たな協議会−コム:仮称 発足について

English Page  June 3, 1999

                           編集委員 津村 洋

 昨年来、新たな協議会−「コム」(仮称)発足を準備する活動が着実に前進し ています。

 昨年6月21日東京において、「共産党宣言150周 年記念集会」を成功させた諸個人・諸グループは、集会が発した「共同アピール」 の以下の項目を受けて協議を進めてきました。

☆ 四分五裂状態のまま主体そのものの喪失の危機にある日本の共産主義者が、 可能なところから協働の場をただちに創出しよう。セクト主義を排し、活力ある 公開の論争があり、多様な見解をもつ志ある人々が結集する活動スタイルを創り 出そう!

 この「共同アピール」を受け、昨秋より準備会活動を開始し、新たな協議会= コム(仮称)を発足させる努力を続けてきました。ここでごく簡単ながら、昨年 の秋以降の準備会活動の流れを紹介しておきます。

10月 「協議会準備会」へのよびかけを 発す
   準備会第1回会議 経過報告/討論テーマの設定など

11月 準備会第2回会議 ミニシンポ「日本共産党の思想・理論・政策・組織に ついて考える」
   共産党宣言150周年関西集会開催

12月 準備会第3回会議 ミニシンポ「これまでの統合、統一、合流はなぜ挫折 したのだろうか、世界と日本、及び各グループの経験と教訓から」

1月 準備会第4回会議 ミニシンポ「ソ連崩壊、中国変質をめぐって」

2月 準備会第5回会議 ミニシンポ「資本主義、労働者、闘争主体の現状」

3月 準備会第6回会議 ミニシンポ「現代資本主義、労働者、主体の状況」

5月 準備会第7回会議 発足総会の準備を中心に

 以上のようなテーマにそって議論を進めながら、今年に入って「呼びかけ(発足の共同アピール)(案)」および「会 則(共同ルール)案」を煮つめ、討議してきました。その都度、議論の経過を 「準備討議ニュース」で全体化し、また発足総会に向けた意見集を作製し、民主 的な意見交換を追求してきました。

 しかし本来ならば、上述のような準備会活動の政治内容を系統的に公開すべき なのですが、残念ながら力量不足のため十分できていません。ある程度は『国際 主義』29号、30号で報告していますが、とくにその後の公開ができていない ことは私たちの弱点です。

 また、『国際主義』29号における【投稿 と返事】「協議会準備会の発足にあたって」をめぐる論争や、30号におけ る「橋本さんへの返事:再び党派性を鮮明に する意義について」には、議論・論争の展開の仕方としても、内容的にも正 しくない面があったと思っています。

 さらに論争のベースとなっている「協議 会準備会の発足にあたって」にも、形成する協議会についての誤った判断・ 認識があったと考えるにいたっています。こうした点について今号では、具体的 に説明する余裕がなく申し訳ありませんが、コム発足以降の活動の中で正すべき は正していきたいと思っています。

 今号に掲載した橋本さんの投稿「前回12/20の定 例会のミニシンポで津村さんが提出された文書・資料についての意見」につ いても、批判に対する返答を書けず申し訳ありません。次号に返事を書きたいと 思います。

 発足するコム(仮称)への合流は、『国際主義』編集会議IEGとしては、政 治グループとしての組織的決定ではなく、各メンバーの個々の自主的な選択に委 ねます。とりあえずコム(仮称)への参加を留保するメンバーにたいしても途中 からの参加・合流を歓迎します。IEGを組織的に解消するかどうかは、今後2 年をめどとするコム(仮称)の活動の正否にかかっているでしょう。それぞれに 動き、語り、経験し、主体的に判断して下さい。

 21世紀を間近にひかえ、世界資本主義システムの世紀末的矛盾が噴出してい ます。今、新世紀にむけて、新たな社会変革の希望が求められています。侵略戦 争とその準備にたいする危機感を高め、運動の舞台に登場しつつある人々と広範 に結びつける活動が問われています。コム(仮称)が、未来を切り開く推進力と なれるよう共に努力したいと思います。

 一人でも多くのみなさんがコム(仮称)の事業に合流されんことを訴えます。

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